世界三大潮流の一つにも数えられている鳴門海峡。潮の流れは時速20kmにのぼり、海岸側の穏やかな流れとの境目に発生する渦が“鳴門の渦潮”です。この渦潮は最大で直径約30メートルにも達し、大きく音を立てて渦を巻くさまは圧巻の一語。そんな渦潮の見頃として、春と並んで挙げられるのが秋。海水温が高くなって海水が膨張したり、他の季節と比べ日本付近の気圧が低くなり海水面が上昇することで、潮の流れが一段と激しくなるのです。
さらに月に2度、満月と新月の頃に訪れる約3日間の「大潮」の時期には、地球と太陽、そして月が一直線に並び、太陽と月の引力が重なることで海水を引っ張る力が更に強まり、より迫力ある渦潮が発生します。
そんな鳴門の渦潮を目の前で見ることができる観潮船が、淡路島の福良港から出航しています。昔の帆船を模したうずしお見物のクルーズ船は旅情たっぷり。港から大鳴門橋のたもとに向かって出港し、潮風を目いっぱいに受けながら大海原を進む約60分間のクルージング体験に、子供の頃に戻ったようなワクワク感を味わえます。
「行楽の秋」と呼ばれるように、おでかけにはピッタリのこの季節。爽やかな潮風を浴びながら、ぜひ大自然の織り成すエンターテインメントをお楽しみください。
※時間帯によっては渦潮が見えない場合もあります。
※お出かけの際には必ず下記運行会社のHPにて時刻表をご確認頂き、期待度の高い時間帯にご乗船ください。
■初出航!4日間限定「秋のうずしおナイトクルーズ」開催
これまで不可能と言われていた夜の渦潮観潮ですが、船に装備した照度の高いLEDライトを船上から海に照射する事で、幻想的で荘厳な夜の渦潮を楽しむことが可能となりました。
また、このナイトクルーズに合わせて大鳴門橋のライトアップも予定されており、エキサイティングな夜の渦潮と光の共演を体験できます。
【開催日】
2021年 9月:22日(水)、23日(木)
2021年10月:8日(金)、9日(土)
■渦潮と夕焼けの絶景コラボレーション「サンセットクルーズ」
11月、12月、1月の16:10便に乗船すると渦潮だけではなく鳴門海峡に沈むサンセットもご覧いただけます。
渦潮とサンセットが一緒に楽しめるのは1年のうちたった26日だけ!
この時期にしか楽しめない絶景のコラボレーションをぜひ体験してみてください。
【開催日】
2021年11月:1日(月)、2日(火)、 3日(水)、4日(木)
9日(火)、10日(水)、15日(月)、16日(火)
17日(水)、24日(水)、25日(木)、26日(金)
2021年12月:1日(水)、2日(木)、3日(金)、 8日(水)
9日(木)、10日(金)、23日(木)、24日(金)
2022年 1月:6日(木)、7日(金)、8日(金)、9日(日)
= うずしおクルーズ ジョイポート南淡路=
● 住所 兵庫県南あわじ市福良港(うずしおドームなないろ館内)
● お問合せ 0799-52-0054
● 営業時間 9:00〜17:00
● 定休日 年中無休
● 料金 大人 2500円、子供(小学生)1000円
幼児 大人1名につき1名無料
※大人の人数を超えた場合は子供料金が必要
● 交通アクセス
・JR三ノ宮駅から高速バス乗継(約1時間40分)
なないろ館前下車、徒歩1分
・神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから約9km(約15分)
●公式HP
http://www.uzu-shio.com/