---鳴門海峡のうずしお。
鳴門海峡は、イタリアのメッシーナ海峡、アメリカのセイモア海峡と並び、世界３大潮流の一つにも数えられています。大潮の最速時には10.6ノット（約20km/ｈ）にもなり、日本一の速さを誇ります。

渦潮は、太平洋(紀伊水道)と瀬戸内海の潮の干満差により、淡路島と鳴門市を挟む「鳴門海峡」で、激しい潮流が発生することによりできる自然現象です。渦潮が1年で最も大きくなるのが春の大潮の時期で、鳴門海峡では直径１０メートルを超える渦が次々と姿を表し、大きな音をたてて海がうねる様子が迫力満点です。

そんな鳴門の渦潮を、まさに目の前で見ることができる観潮船が淡路島の福良港から出航しています。

---昔の帆船を模した観潮船は旅情たっぷり。
メインの帆船は、１８６０年、勝海舟によって日本人ではじめて太平洋横断しアメリカへ渡った蒸気帆船「咸臨丸」を復元したもの。デッキに出ると心地よい春風を感じ、ゆっくりと果てしなく広がる雄大な海の景色を満喫いただけます。

※時間帯によっては渦潮が見えない場合もあります。
おでかけの際には必ず運行会社（ジョイポート南淡路）のＨＰをご確認頂き、期待度の高い時間帯にご乗船下さい。